先日、宇和島市(愛媛県の南側)の津島という所で「木工体験教室」をしてきました。
場所は、岩松公民館。以前、「木工体験の出張ができないか?」というお問い合わせをいただき、行ってきました。
やった体験メニューはこんな感じです。
レーザー加工した杉板を2枚組み合わせてスタンドにします。(高さは約15cmぐらい)
このプレートに色を付けたりデコレーションしていきます。
今回は時期的にも、クリスマスぽく出来ました。
もうひとつは、「お絵かきタグ」。これは、当日に完成しないのですが、参加者のみなさにサインペンで好きなものを紙に書いて頂きます。それを持ち帰って、杉板にレーザー加工します。
完成品がこちら。
なかなか良いでしょ。
紙に書いたタッチがそのまま木に彫れるので、個性が良くでます。体験教室のほうは、みなさん自由に出来たので、楽しんでいただけたようです。
しかし・・・。
この体験教室の前に「私のおはなし」もありました。「子供たちに木のことを話してください」とのことで、20分ほどの時間で。もともと、話すのが得意な方ではないのですが、今までいろいろなカタチで人前で話す機会をいただいていたので、少しはマシになってきたと思っていたのですが・・・。
今回のお相手は、地元の小学生1年生から5年生までの23人。しかも、低・中学年がメイン。
強敵です・・・。
造林業の話を中心にしたのですが、「ぞうりん」、「かんばつ」、「すぎ」、「ひのき」、「ばっさい」、「けんちく」etc・・・。業界用語がNGどころか、「木を伐る仕事」自体、言葉をかみ砕いて説明しないといけません。
なんとか、ビジュアルが想像できるように話したつもりなのですが、うまく伝わったかどうか自信がありません。あらためて、自分の思いを伝える難しさを痛感しました。
まだまだ、修行が足りません。
でも、この強敵(年代)にうまく伝えることができれば、だれにでも伝えることができそうな気がしました。これからもお声がかかれば、このようなことをしていきたいと思います。私の話の「出来」はどうあれ、みなさん楽しそうに過ごしていたので、少しでも記憶に残れば、うれしいことです。
ということで、年内を目標にこのHPに「木工体験メニュー」をアップしていこうと思います。
今回お世話になった、市役所職員のMさん、岩松公民館のみなさん、参加していただいた小学生のみなさん。ありがとうございました。